増税により税収を増やし、サービスを減らして支出を減らす

どちらか片方だけ採用するのは、現実的ではありません。

税収を倍増すると、どうなるか。仮に消費税率の上昇で補うことにしましょう。現在、消費税は歳入の12%を占めています。公債収入は42%です。合計54%を消費税で賄うには単純計算で税率を22.5%とする必要があります。

支出を半分に減らすと、どうなるか。国債を償還できなければ、それは破産を意味します。そこで18兆円は予約済。残りは23兆円。国家財政の危機ということで地方交付税交付金も半分を国債償還に当てたとして、8兆円の支出。残りは15兆円。公共事業は全部やめましょう。自衛隊も解散する。65歳になったら死んでもらう。これでようやく帳尻が合います。めでたし、めでたし。