SharePointで承認されるまで公開しない方法

SharePointではドキュメントのバージョン管理を利用して下書き(未承認状態)のドキュメントを、読み取り権限しかないユーザには公開しないよう制限することができる(作成者および承認権限を持つユーザにのみ閲覧できるようにすることもできる)。

ドキュメントのバージョンはメジャー(承認済のもの)とマイナー(未承認のもの)に分けて管理することができ、読み取り権限しかないユーザにはメジャーのものだけを公開することによって上記を実現している。

設定方法

設定するドキュメントライブラリの「設定」→「フォーム、ライブラリの設定」→「全般設定>バージョン設定」

ここで、

  • 「コンテンツの承認」→「はい」
  • 「ドキュメントのバージョン履歴」→「メジャーとマイナーバージョンを作成する」
  • 「下書きアイテムのセキュリティ」→「アイテムを編集できるユーザー」(「アイテムの作成者およびアイテムを承認できるユーザー」)

とすればよい。
「ドキュメントのバージョン履歴」は「バージョンを管理しない」にしてもOK。